ソフトB石川、5・30以来の白星 背水マウンドで山川3K斬り

[ 2018年7月18日 07:37 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―1西武 ( 2018年7月17日    ヤフオクD )

力投する石川(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンク・石川柊太投手(26)が、17日の西武戦で7回4安打1失点の好投を見せ、5月30日以来、48日ぶりの8勝目を挙げた。西武の4番・山川から3三振を奪うなど、今季最多の11奪三振をマーク。チームは2連勝で首位・西武とのゲーム差を4・5に縮めた。

 5月までに7勝を挙げた石川は、倉野投手統括コーチからこんな言葉をかけられた。「これからは簡単には勝てなくなるからな」。

 相手にとってデータが蓄積され、夏場にかけて自身の疲労も蓄積する。先発ローテーションで回る厳しさを指摘した倉野コーチの言葉は、現実になった。

 6月以降、5試合連続で勝ち星が付かなかった。「勝ちが付いていない焦りより、抑えられていない焦りがある」と漏らした。そして「ラストチャンスの感じで」と背水の思いを胸に、この日のマウンドに上がった。

 初回、先頭の秋山に二塁打を浴びたが無失点。3回に1点を失ったが、6回は浅村、山川、森のクリーンアップから3者連続三振を奪うなど、今季最多の11奪三振。7回1失点にまとめ「(2桁奪三振は)久しぶりなので。切れが良かったんですかね」とおどけたが、フォークを多投するなど、新しいスタイルで打者に向かった。「カウントも空振りも取れた。そこは収穫」と手応えはあった。

 春先は週に4度のウエートトレーニングをこなし、登板に備えてきた。だが、前回登板の9日の日本ハム戦からの登板間は、ランニング量、投げ込む量を増やし、ウエートはやらなかった。「今までの自分を追い求めると難しくなる」と、調整法も工夫した。

 工藤監督は「向かっていく気持ちが出ていた。自信を取り戻したと思う」と称えた。チームは首位・西武に2連勝でカード勝ち越しを決め、4・5ゲーム差に迫った。

 48日ぶりにつかんだ勝利は、昨季に並ぶ8勝目となった。「一つホッとした。これまでは腕が振りたくても振れなかった。今日は振れた。次につながる」と石川。勝つことの難しさと、喜びをかみしめた。

 ▼ソフトバンク・甲斐(石川を好リード)勝ちが付いていなかったのは気にしていたし、自分の責任でもあった。強い気持ちを持って臨んだ。

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