中日オーナー 最下位も森監督への信頼揺るがず 松坂を絶賛「率直でファンに親切」

[ 2018年7月18日 13:47 ]

<中日・森監督オーナー報告>白井文吾オーナー(右)と握手する森監督(撮影・椎名 航)
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 中日・白井文吾オーナー(90)が18日、名古屋市内で森繁和監督(63)から前半戦の報告を受けた。

 前日17日の試合に敗れ、借金8の最下位に転落したが、オーナーの森監督への信頼感は変わらず。約1時間30分間の会談では「監督を目の前にして“成績が悪いから、もういいよ”と、そういう話はしないでしょう」と進退についてはなし。そのうえで「監督のやっていることは、間違ってはいない。選手はそれぞれ美点を持っている。それをゲームの上に生かして、成果を上げるよう努力して欲しい。それが私の願い」と注文を出した。

 オーナーは「Aクラスが目標であることは変わらない」としたうえで「ドミニカから、いい選手を連れてくる準備を始めている。私は見たことも聞いたこともないが、専門家が見て、いけるということだから」と緊急補強を明言。今季から加入し、前半戦で3勝を挙げた松坂についても「彼は大変、率直でファンに対しても親切。人柄がいい。あの人は。ファンを大切にする」と絶賛だった。

 森監督は「大きなカツを入れられたということ。最後までシーズンを争えるゲームをして行かないと意味がない」と神妙な顔で話した。

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2018年7月18日のニュース