ヤクルト雄平、代打6打席連続安打 赤い青木バットでセ・タイ記録

[ 2018年7月18日 08:19 ]

セ・リーグ   ヤクルト6―0DeNA ( 2018年7月17日    横浜 )

8回2死三塁、右前適時打を放つ代打・雄平(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルトの雄平が内角直球をしっかり振り抜いた。5―0の8回2死三塁。代打で右前に打球を運んだ。

 「先発出場でも代打でも、その打席に懸けてやるというのは大事。運もあると思いますが、1打席で1安打を放つのは大変なこと。結果が出ているのは良かった」

 代打では5月25日のDeNA戦から6打席連続安打で今季はなんと打率10割。6打席連続安打はセ・リーグタイ記録となった。「代打の経験が少ないので、先発の時と同じようにその試合の1打席目と思って打席に入っている」。貴重なダメ押し打に、小川監督も「集中して、いい形で打席に入ることができている」と評価した。

 好調の秘密は青木からもらった赤いバットだ。4日の広島戦から使用すると、8試合連続安打で2度の猛打賞を含む26打数13安打、打率5割。元々、自身のバットは920グラム程度だったが「速い球に対応するため」と、約20グラム軽い、青木の900グラム程度のものを使用中。「いや〜縁起がいいね」と笑った。

 代打での連続打席および連続打数でのプロ野球安打記録は7で、記録更新の期待がかかる。前夜に連敗を8で止めたチームは後半戦2連勝発進。5カードぶりの勝ち越しで、4位タイに浮上した。(細川 真里)

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2018年7月18日のニュース