新日鉄住金鹿島、日本新薬にリベンジ!中島監督「執念が結果に出た」

[ 2018年7月18日 14:03 ]

第89回都市対抗野球大会第6日・1回戦   新日鉄住金鹿島(鹿嶋市)9―2日本新薬(京都市) ( 2018年7月18日    東京ドーム )

<都市対抗野球 新日鉄住金鹿島・日本新薬>勝利の挨拶を行う新日鉄住金鹿島ナイン(撮影・西川祐介)
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 新日鉄住金鹿島が3本の本塁打を含む9点を挙げ、昨年の日本選手権で敗れた日本新薬にリベンジを果たした。

 「選手の勝ちたいという執念が結果に出ました。堀越の二塁打でチームが一気に乗れました」中島彰一監督は7年ぶりの都市対抗勝利に選手の頑張りをあげた。

 1984年の夏の甲子園、桑田、清原のPL学園を決勝で下した取手二の主砲だった中島監督。その大会が66回大会、そして自身が1966年生まれ、新日鉄住金鹿島の第6代監督と「6」に縁があるから背番号は「66」を付ける。ここ2年、全国大会で1勝もできないチームに「出るだけではダメ。勝たないと」と勝利にこだわって、好投手のいる日本新薬に打ち勝った。

 同点の7回2死満塁の初球、左腕・榎田から2点二塁打を放った堀越も「執念です。打席の前、監督からちょっと弱気になってるぞ、思い切っていけと言われていたので初球から思い切って振りました」と左対左を克服して派手なガッツポーズを作った。

 中1日で2回戦はJR東日本。「お互い手の内を知り尽くした相手。ウチは大貫が完投してくれたから元気なピッチャーがまだいます」と自信のコメント。来年4月1日から社名が「日本製鉄」に変更になり、現社名では最後の都市対抗。「住金に入社した者としては社名に思い入れがあります。この名前で精いっぱい長く戦いたい」と上位進出を誓っていた。

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