石田ゆり子 「lily」名義での音楽活動「誰だか分からない人に」の思いも「あれ?」「寂しいんですよ」

[ 2022年10月16日 17:22 ]

石田ゆり子
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 女優の石田ゆり子(53)が16日、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)にゲスト出演。音楽活動への思いを語った。

 石田は「lily」名義で26日にミニアルバム「リトルソング」を発売しCDデビューする。パーソナリティーの同局・安住紳一郎アナウンサーから「歌の挑戦は初めてなんですか?」と聞かれると、「そうなんです。歌をやりませんかっていうのが当たり前の時代が昔ありましたが、その時全くやる気がなくて」と回答。「でもこの年齢になって音楽をやってみませんかっていう周りからの声があったりして、大橋トリオさんが作曲して下さるっていうのが凄く大きくて、私、大好きなので。それで、やることにしました」と振り返った。

 安住が「しかも最初lilyって名前で発表していたんで。石田ゆり子さんだって発表してなかったんですよね」と続けると、石田は「そうです。誰も聴いてほしくなかったんです」と笑ってみせた。「“誰だろうこの人は?”って思ってほしかったのと、石田ゆり子って言われたらこうちょっと身構えるというか、先入観が生まれるので、誰だか分からないっていう人になりたかったんです」とも説明した。

 安住が「その狙い方が石田さんらしいですよね。自意識を出したくない感じで、気付いてくれる人が気付いてくれたらいいみたいな」と語ると、石田は「はい、それを狙いました。でもそしたら本当に誰も聴いてくれなくて。ほとんど誰からも反応がなくてなんか、あれ?って。それはそれでなんか寂しいんですよ。人ってわがままなんですけど。誰からも反応がない、でも歌を歌っているというのが逆に恥ずかしく、でなんとなくインスタグラムで書いたりすると、一部は喜んでくれて。でもそれでも割と皆さん、“ふーん”って感じですね、今も。でもそういうもんだと思ってます」と淡々。「あれ?って言うのはちょっとありました」と再び話した。

 

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2022年10月16日のニュース