泉谷しげる 最近良いと思った若手ミュージシャン「素晴らしいよね」 代表曲「春夏秋冬」秘話明かす

[ 2022年10月16日 12:38 ]

泉谷しげる
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 歌手の泉谷しげる(74)が16日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。最近良いと思ったミュージシャンに、4人組ダンスロックバンド「DISH//」を挙げた。

 番組では篠原涼子「恋しさとせつなさと心強さと」、平松愛理「部屋とYシャツと私」、「俺とお前と大五郎」といった“構文”が「昭和世代の心に刺さる」と共感されていることについてトークが展開。

 原稿を読み上げたフジテレビ・渡辺渚アナは世代的に篠原や平松の楽曲を知らないといい、体調不良で欠席した松本人志の代打でコメンテーターを務めたヒロミは「一回ね、ほんとに泉谷さんの『春夏秋冬』聞いてみて。素晴らしいよ、歌詞」とスタジオ出演していた泉谷しげるの代表曲「春夏秋冬」を激推し。曲を知らない渡辺アナらが「すみません…」と申し訳なさそうにすると、泉谷は「知らない方が健全だよ」と気遣い。

 「今日ですべてが終わるさ 今日ですべてが変わる…」という歌詞が絶大なインパクトを残した「春夏秋冬」の発表当時を振り返り、「あの頃の日本人って、髪伸ばしたり、ひげをはやしたり、外国のミュージシャンに比べて幼く見えたのよ。だから老けたかったの。アメリカに行った時もkidって言われてさ。歌詞にしても、(吉田)拓郎とかだって老けてるじゃん。まるで達観したようなさ。童顔がいやなのよ」とあえて人生を悟ったような曲を書いていたと回想。

 一方で最近の若いミュージシャンの楽曲もよく聞くといい、良いと思ったのは?と聞かれて「いくらでもあるけど、DISH//なんて素晴らしいよね。やっぱりレベルが上がってる」と絶賛した。「ただ、その頃(70、80年代)の人たちって絶対の個性がある。今は理解しないといけないものがあるじゃん。昭和の人たちは理解しようとかじゃなくて、わかるわけよ一発で」と時代背景の違いも指摘した。

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2022年10月16日のニュース