オズワルド伊藤 秋元康氏から俳優挑戦へラブコール「やってみたいなとは思うけども…」

[ 2022年10月16日 16:10 ]

「オズワルド」の伊藤俊介
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 お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介(33)が、16日放送のTOKYO FM「いいこと、聴いた」(日曜後1・00)にゲスト出演し、俳優業についての率直な思いを明かした。

 昨年はABCお笑いグランプリに優勝、M-1グランプリで準優勝と大きく飛躍した1年。しかし、芸能界では妹の女優・伊藤沙莉(28)の方がいち早く世間に知られる存在になっていた。「あいつが女優さんで、僕が芸人で、住んでいる世界が大きく分けたら芸能界ですけど、一応別じゃないですか?だから耐えられるというだけで、あいつが芸人としてデビューしていて、あれくらい売れていたら、僕もう正気の沙汰ではなかったです」と本音を語った。

 逆に、沙莉が活躍している演技の場にも、自分なりの思いがあるという。パーソナリティーの作曲家・秋元康氏は「伊藤君にドラマのオファーをしたら、“妹のところだけには踏み込みたくない”って断られたとプロデューサーが言ってたもんね」と告白した。すると伊藤は「M-1という賞レースがあって、まだ優勝できてないんで、そっちもあって」と、お笑いでの成功が最優先であることを説明。「ドラマとかって結構あれじゃないですか?相方にも申し訳ないなという」と、コンビの活動に支障が出ることを懸念した。

 秋元氏は「伊藤君のキャラクターというか、俳優というのはやっぱり、何もしゃべらない時に勝手にこちら側がドラマを感じさせるものを持っているか持っていないかがすごく大きい」と、伊藤に俳優としての可能性を見いだしていることを明かした。自身が関わった映像作品にオファーしたことがあるようで、「伊藤君がそこに座っている時に、モノローグでどういう言葉が出て来るのかな?と想像したくなるようなところがあったので、“この役を伊藤君に聞いてみて”というのがあった」と打ち明けた。

 伊藤は「まさかラジオ中にそんな話をされるとは思わなかった」とビックリ。「お笑いでもすごくおもしろい2人ですし、M-1も頑張ってほしいなと思うし。あとはやっぱり、俳優としてすごくいいと思うんだよね」とラブコールを送り続ける秋元氏に、伊藤は「ドラマの現場に行かなかったら、絶対に生まれなかったエピソードとかもたぶんあると思いますし、やってみたいなとはすごく思うんですけども…」と、将来的な俳優挑戦を否定しなかった。

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2022年10月16日のニュース