真木蔵人「俺は大人を裏切るぜ」主演映画の舞台あいさつすっぽかし海外逃亡した過去を“公開謝罪”

[ 2022年10月16日 13:06 ]

真木蔵人
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 俳優の真木蔵人(50)が16日放送のTOKYO FM「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」(日曜前11・30)に出演。映画の舞台あいさつをすっぽかし、海外に行った事件を振り返った。

 真木は1991年に公開された北野武監督の映画「あの夏、いちばん静かな海。」で主演。聴覚障害のある青年がサーフィンにのめり込む役を演じた。

 当時、10代でプライベートでもサーフィンにはまっていた真木は「撮影が終わって、やってる映画もサーフィン。公私混同になっちゃって。これは行った方がいいなみたいな。サーフィンしちゃえな感じで、そのまま逃げて行っちゃったんだよね。舞台挨拶もせずに」とサーフィンをするために映画の舞台挨拶をすっぽかし、海外へ行ってしまったと振り返った。

 さらに「本当は2週間で帰る予定だったんだけど、結果3年ちょっと行っちゃった…」と大幅に予定を変更してしまったと苦笑いした。

 真木は「2週間で帰る(ために買っていた)帰りのチケットをサンタモニカにあるサーフショップのゴミ箱に捨てたのを今でもすっごい覚えてる。“俺は大人を裏切るぜ”って感じな気分で“俺は帰んねーぜ”ってサーフショップのゴミ箱にバーンって捨てたんだ。あの時のフリーダム感って言ったらなかったね。自由になっちゃって。あの時すごい羽が生えちゃったんだよね」と当時の心境を告白した。

 そして「リスクはでかかったよ。今でも引きずってるし、そう思われがちだし、10代の頃のことですけど、今となったら50歳なった時には無責任な行動だったなと思うけど、当時の自分としては、俺の本心としては、あの経験が今の俺にすべてつながってることは間違いなくて、すごい究極な判断だったなって思うけど」と大人になった現在はその行動に反省をしつつも後悔はしていないとした。

 その上で「今この場を借りて当時、迷惑をかけた大人には謝りたいよ。すみません」と公開謝罪していた。

 また、映画「BROTHER」で再び北野武と仕事をすることになった際には「本気で謝った。“舞台挨拶に出なくて本当にすみませんでした”って」とまず最初に謝罪したといい「“いいよー”って言ってたけど、ちょっと怒ってた。怒ると思うんだよ。怒って正解」と振り返った。

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2022年10月16日のニュース