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歌手の葛城ユキさん 腹膜がんで死去 73歳 「ボヘミアン」などヒット

[ 2022年6月27日 17:25 ]

2021年4月、NAONのYAONに出演した葛城ユキさん
Photo By スポニチ

 独特のハスキーボイスとともに「ボヘミアン」のヒット曲などで知られる、歌手の葛城ユキ(かつらぎ・ゆき、本名・田中小夜子=たなか・さよこ)さんが27日午後2時16分、腹膜がんのため、都内の病院で死去した。73歳だった。岡山県出身。昨年4月にステージ4の腹膜がんを患っていることが判明。同年5月から治療を行っていた。

 先月17日には、千葉・成田市内でユニットコンサートに登場しステージ復帰を果たした。昨年4月末以来、約1年1カ月ぶりの歌唱で、車いすに座ったまま「ローズ」を力強く歌い上げ、観客からの拍手に応えていた。葛城さんは「皆さまのおかげで、歌える葛城ユキに少し戻ることができました。まだ本来の姿ではありませんが、いつか戻れるよう元気にならないといけません。応援よろしくお願いします」と話していた。

 葛城さんは1949年(昭和24年)生まれ。高校時代はバレーボール部のアタッカーとして国体出場。実業団に進むもすぐに辞め、大阪の音楽スクールに通い、73年にヤマハポピュラーソングコンテストに「朝霧マチ」名義で出場し歌唱賞、翌年は最優秀賞を受賞し、同年、「葛城ゆき」としてニューミュージック歌手としてデビューした。

 しばらく不遇の時代を過ごし、80年に名前を「ユキ」として、ロックに転向。ボニー・タイラーの「Sitting on the Edge of the Ocean」のカバー曲「哀しみのオーシャン」がヒット。カーリーヘアを振り乱し、ハスキーな声でシャウトするエネルギッシュなステージは評判となり、“女ロッド・スチュワート”の異名もとり83年には「ボヘミアン」大ヒット。レコード売り上げ約40万枚を記録する自身の代表作となった。

 03年テレビ番組の収録中に胸椎粉砕骨折などの重傷を負い引退を覚悟したが、驚異的に回復し翌年復帰ライブを開催。その後もステージを中心に活動していた。

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