吉田拓郎「光一・剛・シノハラとはまだまだ長あーいお付き合いが続く」

[ 2022年6月27日 05:30 ]

99年当時の吉田拓郎と篠原ともえ
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 シンガー・ソングライター吉田拓郎(76)が年内で芸能活動を終了する意向であることが明らかになってから一夜明けた26日、自身のブログを更新した。日本フォークの旗手として名をはせた拓郎の決断に、大きな反響が生まれたが「何だか世間的に引退とか何とか・・お騒がせは“心が痛い”のだ」などと胸の内をつづった。

 拓郎は25日、来月21日に放送されるフジテレビ音楽特番「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」が最後のテレビ出演になることを発表した。1996年10月から約4年半、KinKi Kidsの堂本光一(43)、堂本剛(43)とMCを務めた思い出の番組。放送日はキンキのCDデビュー25周年記念日。今週収録が行われると明かし「25周年も僕の退(ひ)きどころもメディア的に“そうなる”ことはわかるけど・・光一も剛も僕も思うところはただひとつ。“すてきな番組にしよう!”それだけなのだ」。自身の決断にばかり注目が集まっていることへの違和感をつづった。

 番組レギュラーの篠原ともえ(43)からは「最後までみんなのチームワークですよね」とメールをもらい、番組スタッフらを含めて「心を通じ合った仲間」と強調。その上で「誰かの個人的な事情なんてのは番組が終わって・・いつの日か・・気が向いたら?そういう事でOKなのだ」とした。

 番組以降はコンサートの実施予定はなし。パーソナリティーを務めるニッポン放送「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」についても番組ブログで「12月の僕の番組最終回まで、あと6回の放送となりました」とつづり、本紙既報通り、年内の12月に終了することを発表した。

 一方、この日更新したブログでは「引退とかそういう言葉なんてのはまあ、大した意味は持たない」「光一・剛・シノハラとは、きっと、ずうーっとこれからもまだまだ長あーいお付き合いが続く」と、区切りを付けた後でも番組メンバーと“再集結”する可能性を示唆。最後はボブ・ディランの曲「The Times They Are A―Changin’」の邦題「時代は変わる」を引用し「引退なんて・・“古い言葉”ですよね。(好きじゃーねえよーなあー)」と結んだ。

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