美空ひばりさんの“スイッチ”が入る瞬間とは? 長男・加藤和也氏明かす「近づけなかった」

[ 2022年6月27日 13:34 ]

加藤和也氏
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 美空ひばりさんの長男でひばりプロダクション社長の加藤和也氏(50)が、27日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演し、ひばりさんの意外な素顔について語った。

 番組では、ひばりさんが亡くなる4年前に同番組に出演した様子をVTRで紹介。カラオケ好きを告白する場面だった。「ギャラをもらうつもりで歌うわけじゃないから、そうすると自分の歌じゃなくて人の歌をどんどん歌いたくなりますね。自分の歌を歌うと、意識的にギャラをいただかないと歌っちゃいけないんじゃないかという気持ちがわいてくるんですかね」。ひなまつりには家に女性の友人を呼んだといい、男子禁制で「明け方まで歌いました」とうれしそうに話していた。

 映像を見た加藤氏は「いろんな歌を歌うんですよ。リクエストされると自分のも歌うんですよ」と、母のカラオケ好きについて補足。「歌いたくても歌う場所のない名曲というんですか?『黄色いさくらんぼ』を歌っていたのが一番、印象的でした。どういうふうに聞いてたらいいのかなって。珍しい歌をチョイスするな」と驚いたことを明かした。

 家でのひばりさんについて、加藤氏は「完全に2人いました」と明かした。母の顔と、歌手・美空ひばりになる過程で、雰囲気は激変したという。「家でいる加藤和枝という母親の顔と、出掛けて行く時に、メークする時にいつも“変身”って言ってたんですけど。おふくろのことを見送る時に、それまでベタベタしているんですけど、化粧を始めたところから近付けない感じになる。誰に言われなくても、別の人になっちゃったという。そこからは近づけなかった」。子供ながらに、美空ひばりのスイッチが入る瞬間は緊迫感が走ったことを打ち明けていた。

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2022年6月27日のニュース