山田涼介 二重人格に挑戦 人気漫画「親愛なる僕へ殺意をこめて」ドラマ化

[ 2022年6月27日 05:00 ]

10月期のフジテレビドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」で主演を務めるHey!Say!JUMP山田涼介
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 Hey!Say!JUMPの山田涼介(29)が10月スタートのフジテレビドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」(水曜後10・00)で主演を務める。

 グループにとってデビュー15周年という記念すべき年に、ゴールデン・プライム帯(午後7~11時)ドラマ15回目の主演。連続殺人犯を父に持ち、自分は二重人格である大学生という新境地に挑む。「あまり数字にはこだわりはありませんが、これまで積み上げてきたものがあります。その全てが“山田涼介の成長”として見せられる作品になるのではないかと、楽しみにしています」とした。

 累計発行部数120万部突破の同名漫画の映像化。父親が起こした事件と殺害方法が酷似した猟奇的殺人事件の期間の記憶が抜け落ちていることから、自身が二重人格であることに主人公が気付くところから物語は始まる。“もう1人の自分”が連続殺人を犯しているのではという疑念の真相に迫っていくサスペンスと切ないラブストーリーが描かれる。

 山田は2015年公開の主演映画「暗殺教室」で日本アカデミー賞新人賞を受賞。10代から多数の作品に主演し、好青年から冷血な殺し屋まで演じ分けてきた。

 ただ今作で演じるのは、見た目はほとんど変えずに真逆の2つの人格を表現しなければならない難役。思わず「不安な部分もあります」と明かすも「二重人格者という特殊な役を演じるのは役者冥利(みょうり)に尽きます」と前向きな姿勢を示した。
 豊富な経験を持つだけに夏のクランクインに向けて「自分の中での芝居プランは持っています」とすでに準備はできている。自身も原作ファン。「今持てる全ての力を注ぎ込んで大切に演じたい」と意気込んだ。

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2022年6月27日のニュース