三谷幸喜氏「鎌倉殿」ラスボスは山本耕史!?「どんなやつか分からない」

[ 2022年6月27日 05:30 ]

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を手掛ける三谷幸喜氏
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 現在放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)で脚本を担当する三谷幸喜氏(60)がインタビューに応じた。26日放送の第25回では、大泉洋(49)演じる源頼朝が脳出血のような症状で意識を失い落馬するシーンが描かれた。三谷氏は「頼朝ほど寂しい人物はいない。最期は静かに死なせてあげたい」と思いを明かした。

 これまで、多くの身内を冷酷に粛清する姿が描かれてきた頼朝。悲劇が起きるたび、視聴者の怒りは大泉に向かい、ネット上で「全部大泉のせい」とのワードが飛び交った。三谷氏は「日本中に嫌われても僕は好きだよ」と、自身の好感度低下を心配する大泉を慰めたところ「全部あんたのせいだ」と返されたというエピソードを披露し笑いを誘った。

 物語は後半に入り、幕府内の政治闘争に移る。これまで主人公・北条義時(小栗旬)が最後に相対する敵は後鳥羽上皇(尾上松也)と思われていたが、三谷氏は「最後にラスボス的に関わるのは三浦義村(山本耕史)かもしれない」と構想を明かした。

 義時の相談相手となっているが、最近は権力への野心も見せている。三谷氏は「(義村は)敵か味方かも分からない。最後までどんなやつか分からない感じを貫いてほしい」と語った。後半も三谷マジックから目が離せない。

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2022年6月27日のニュース