古市憲寿氏 電車内トラブル対策「昔の人って“おてんとさまが見てる”って…今はそれが監視カメラに」

[ 2022年6月27日 09:34 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が27日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。東京メトロ副都心線の東新宿駅で、電車内の男性客が大声を出して暴れ、周囲の乗客が避難するトラブルがあったことについて言及した。

 トラブルは25日午後1時50分ごろに発生し、けが人はいなかった。警視庁新宿署は暴れていた40代男性に事情を聴き、詳しい状況を調べている。署や東京メトロによると、男性は「足を伸ばして座っている人がいて、いらついた」と話している。東新宿駅を発車直後に乗客が車内の非常通報ボタンを押し、緊急停止。帰宅中に乗り合わせた乗客によると、電車が止まった後、隣の車両から乗客が雪崩を打つように走ってきたという。副都心線は一時全線で運転を見合わせ、約5700人に影響した。

 古市氏は、電車内のトラブルについて「抜本的な解決は難しいとは思うんですけど、監視カメラ、防犯カメラは、ないよりはあった方がいいと思うんですね。昔の人って“おてんとさまが見てる”って言ったじゃないですか。たぶん今はそれが監視カメラに置き換わっていて、監視カメラが電車の中を含めて町中どこにでもあるっていう状況は確かに気持ち悪くはあるんだけれども、でも人々の行動を確実に変える。だから監視カメラがあるからやめとこうという人がいる以上、いろんな場所に監視カメラを設置していくというのは1つの対策なのかなと思いますね」と自身の考えを話した。

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2022年6月27日のニュース