三浦瑠麗氏 4630万円返還拒否男性に「逃げ切れちゃうんじゃないかな」

[ 2022年5月17日 11:40 ]

三浦瑠麗氏
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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(41)が17日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。山口県阿武町が住民税非課税の463世帯を対象とした新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を24歳男性に誤送金し、回収できなくなった問題についてコメントした。

 元東京地検特捜部副部長で衆院議員の経験もある若狭勝弁護士が番組内で「4630万円を全く戻さないっていうこととして裁判になった場合に、色んな罪は考えられるんですけど基本的には実刑で執行猶予がつかない形で、3年前後くらい刑務所にいくという判決になる可能性はある」と指摘した。

 これを聞いた三浦氏は「結構、刑事で問うのも難しいところがあるんじゃないかなという気がするんですね」とはじめ、「だから正直、阿武町としては民事裁判で不当利得返還請求っていうのをするわけですよね。でも、不当利得返還請求しか通らなかった場合に、彼が逃げ続けた場合って10年で時効になるわけですよね」と説明した。

 「2ちゃんねる」創設者の西村博之(ひろゆき)氏が過去に、誹謗中傷の書き込みを放置した管理者責任を問う裁判をいくつか抱え約30億円もの賠償金を請求されるも、それを無視したことを例に挙げ、「その人たちが地上波に出たり、ネットニュースに出たりしているわけですよ。だから、民間ではこのくらいのことは結構起きてるんじゃないかな」と予想。今回の男性について「社会的信用みたいなのを考えても、ひろゆきさんほどの知名度も何もない方だし、逃げ切れちゃうんじゃないかなっていう気もする」と私見を述べた。

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2022年5月17日のニュース