伊藤健太郎 映画復帰に涙 舞台あいさつで「この景色を見たくて過ごしてきた」

[ 2022年5月17日 19:14 ]

涙を浮かべる伊藤健太郎
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 俳優の伊藤健太郎(24)が17日、都内で行われた主演映画「冬薔薇(ふゆそうび)」(6月3日公開)の完成披露上映会で舞台あいさつを行った。

 2020年10月に道交法違反(ひき逃げ)などの容疑で逮捕され、昨年3月に不起訴処分に。同10月に舞台出演で活動を再開し、主演映画は2年ぶり、騒動後では初となった。

 登壇し無数のフラッシュを浴びると「ここに立てていること、この景色を見られていることを嬉しく思います」と感激。司会者に「緊張している?」と聞かれ「味わったことのない感覚というか、この景色が早く見たくて過ごしてきたので」と言葉を詰まらせ、顔を伏せて涙。映画復帰できたことには「阪本順治監督に感謝以外の何ものでもなかった。スクリーンに戻れるんだ」と、オファーを受けた当時を振り返った。

 父親役の小林薫(70)、母親役の余貴美子(66)らベテランと共演。「大々々々先輩たちと共演できて財産になった。先輩たちの背中が格好良かった。僕もそうなりたいと思った」と、役者として大切な経験になったようだ。

 最後には「この作品に復帰という形でたずさわらせていただきました。いろいろな意見、賛否あるのは分かっています。正直、今は怖い部分もあります。でもあの時、最大の力を出し切って演じました。事務所、家族、友だち、ここに来てくださっている方々に感謝したいです」と声を震わせてあいさつした。

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