巨人メルセデス 5試合ぶり白星ならず 5回2失点も自らの消極的走塁で勝ち越し逃す

[ 2022年7月20日 20:11 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年7月20日    神宮 )

<ヤ・巨>巨人先発・メルセデス(撮影・村上 大輔)
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 巨人の来日6年目左腕、C・C・メルセデス投手(28=ドミニカ共和国)がヤクルト戦(神宮)に先発登板。5回5安打2失点で降板し、区切りの来日30勝目となる今季6勝目を手にすることはできなかった。

 来日最短となる2回途中6失点(自責3)KOされた13日の阪神戦(甲子園)から中6日でのマウンド。前回と同じく大城とバッテリーを組み、初回は3者凡退と順調なスタートを切った。

 2回は1死からサンタナに四球を与えたものの、安打は許さずこの回も無失点。3回も1死から相手先発左腕・高橋に四球を与えたが、山崎を併殺打に打ち取った。だが、打線が重信の適時打で2点先制した直後の4回、先頭・武岡、内川と連打を許して無死一、二塁のピンチを招き、村上に真ん中カーブを右前適時打されて3連打で1失点。さらにサンタナを併殺打に打ち取る間に追いつかれて振り出しに戻った。

 5回には自ら安打を放ったものの、自身の消極的走塁もあって最後は本塁憤死。勝ち越しを逃した直後のその裏、2死から連打されて一、三塁とされるも無失点で切り抜けると、6回2死一、二塁で代打・ポランコを出されて降板となった。

 投球内容は5回で打者20人に対して83球を投げ、5安打2失点。2三振を奪い、与えた四球は2つ、直球のMAXは147キロだった。

 メルセデスは小林とバッテリーを組んだ6月4日のロッテ戦(東京D)で8回途中1失点と好投し、同じく小林とのバッテリーだった4月27日のDeNA戦(横浜)以来38日ぶりとなる今季5勝目をマーク。ロッテ戦を最後に試合前の時点で4試合白星から遠ざかっていたが、これで5試合に伸びた。

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2022年7月20日のニュース