巨人新助っ人クロール 登録即デビューも四球、悪送球、死球で村上に3ラン被弾 防御率27・00

[ 2022年7月20日 21:22 ]

セ・リーグ   巨人2―8ヤクルト ( 2022年7月20日    神宮 )

<ヤ・巨>巨人3番手・クロール(撮影・村上 大輔)
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 巨人の新助っ人左腕、イアン・クロール投手(31=米国)が20日に初めて出場選手登録され、同日行われたヤクルト戦(神宮)に3番手として登板。いきなり相手主砲・村上宗隆内野手(22)に32号3ランを浴びるなど不本意な日本デビュー戦となった。

 2―4で迎えた7回、3番手として登板。1死から山崎を四球で歩かせると、一塁けん制球が山崎の背中にあたってボールが逸れる間に三塁進塁を許し、武岡には死球を与えて1死一、三塁のピンチ。続く並木が企てた初球のセーフティースクイズでは三走・山崎が本塁憤死して命拾いしたと思われたが、続く村上に1ストライクからの2球目、外角への151キロ直球を右中間スタンド中段に32号3ランとされ、試合の行方が決まった。

 クロールは身長1メートル85、体重100キロでの左投げ左打ち。メジャーリーグではリリーフとして通算243試合に登板。イースタン・リーグではここまで1試合に先発登板して1イニングを投げていた。

 この日の投球内容は1回で打者6人に対して20球を投げ、1安打3失点。奪三振はなく、1四球1死球、直球のMAXは152キロだった。

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2022年7月20日のニュース