巨人・原監督 村上は「いいバッターだよと、切り替えていこうというところ」 大勢離脱は「仕方ない」

[ 2022年7月20日 21:35 ]

セ・リーグ   巨人2―8ヤクルト ( 2022年7月20日    神宮 )

<ヤ・巨>試合に敗れ、足早に引き揚げる原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人がヤクルト戦(神宮)に連敗を喫し、4カード連続負け越し決定。2006年以来16年ぶりのリーグ最速で50敗に到達し、18年以来4年ぶりとなる球宴前の借金ターンが決まった。巨人の借金5は18年10月4日以来4年ぶり。今月6試合を残し、5月から3カ月連続となる月間負け越しも決まった。首位ヤクルトとのゲーム差は今季初の14。なお、最下位の中日も50敗目を喫し、同日到達となっている。

 2―2で迎えた6回、2番手右腕・鍬原が並木に右前へ打たれた飛球に重信がダイビングキャッチを試みて後逸し、三塁打に。続く村上をストレートの四球で歩かせた1死一、三塁からサンタナに勝ち越しの中前適時打を許すなどこの回2失点。2―4で迎えた7回には3番手としてこの日初登録された新助っ人左腕クロールが登板したが、2連続四死球とけん制悪送球などひとり相撲が続き、村上に32号3ランを浴びた。

 試合後、巨人・原辰徳監督(63)との一問一答は以下の通り。

 ――中盤まで何度もチャンスをつくったが

 「そうですね、まあやっぱり、リリーフ陣がね、点数も含めてね、こういう結果になったというところですね。クロールはほろ苦的なデビューになったけど(村上は)いいバッターだよと、切り替えていこうというところでね、次にまた備えてくれればいいかなと思いますね」

 ―岡本和も上向いてきた

 「そうですね、今日、2本」

 ――スタメン起用の重信は打つ方では先制打

 「重信もいい、うん。守備も思い切ってね、ああいうのっていうのは責められないでしょうな」

 ――犠打のミスやけん制も

 「こういう結果になるには、やっぱり、その、ありますよね」

 ――大勢は前半は離脱に

 「そうですね。これは仕方がないですね」

 ――抑えは

 「いやあ、それはもう、フタを開けてみて、抑えるようなゲームを作ったときに、そういうのがいいでしょう。どうこうって言うよりね」

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2022年7月20日のニュース