ナショナルズ・ソト 本塁打競争で初優勝 昨年は1回戦で大谷撃破

[ 2022年7月20日 02:30 ]

第92回オールスター ( 2022年7月18日    ロサンゼルス )

<MLBオールスター>ホームランダービーはナショナルズのソトが優勝(撮影・篠原岳夫)
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 ナショナルズの若き主砲、ソトが本塁打競争で初優勝を飾った。1回戦で出場8選手で最長距離の147メートルを飛ばすなど規格外のパワーを披露。23歳266日は、93年フアン・ゴンザレス(レンジャーズ)に1日遅れで史上2番目の若さでの優勝となり「最高の気分だ」と興奮気味に語った。

 昨年は1回戦で大谷を破ったが、続く準決勝で敗退していた。今季限りで引退する42歳のプホルス(カージナルス)を準決勝で下し、決勝ではイチロー氏の愛弟子として知られる21歳のJ・ロドリゲス(マリナーズ)とのドミニカ共和国出身対決を制した。

 《新ルール9回同点→本塁打競争》3月に合意した新労使協定により、今年のオールスター戦から9回終了時点で同点の場合には本塁打競争で決着をつける新ルールが採用される。9回終了後、選ばれた両軍の3選手が3スイングずつし、合計の本塁打数で勝敗を競う。ア・リーグの3選手はJ・ロドリゲス、フランス(いずれもマリナーズ)、タッカー(アストロズ)で、大谷は含まれなかった。ナ・リーグはアロンソ(メッツ)、シュワバー(フィリーズ)、アクーニャ(ブレーブス)とこの日の本塁打競争に参加した3人を選んだ。

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2022年7月20日のニュース