日大鶴ケ丘が初戦突破 エース・水野「緊張」 同じ漢字の巨人・水野雄仁スカウト部長の前で投げた

[ 2022年7月20日 04:00 ]

第104回全国高校野球選手権西東京大会・3回戦   日大鶴ケ丘6-3八王子実践 ( 2022年7月19日    スリーボンド八王子 )

<日大鶴ケ丘・八王子実践>力投する水野(撮影・川島 毅洋)
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 シード校の日大鶴ケ丘が初戦突破。先発したエース右腕・水野雄仁(ゆうと=3年)は3回5安打2失点で「緊張した。(4回から)2年生が頑張ってくれたので次は自分が頑張りたい」と話した。

 昨夏に上手から横手にフォームを変更した。YouTubeなどで元巨人の斎藤雅樹ら往年の名投手たちの動画を見て研究。直球の最速は143キロを計測するまでになった。

 池田(徳島)で82年夏、83年春に甲子園で優勝した「阿波の金太郎」こと水野雄仁(かつひと)と同じ漢字。「祖父2人から1字ずつもらってこの名前。水野さんのことは知っています。雲の上の存在」と恐縮するが、現在は巨人のスカウト部長を務めるその水野氏が試合の序盤を観戦。「同じ漢字なんだね」と驚いた様子だった。(川島 毅洋)

 ◇水野 雄仁(みずの・ゆうと)2004年(平16)6月6日生まれ、熊本県出身の18歳。小4から野球を始め、開進二中では杉並シニアに所属。日大鶴ケ丘では2年春にベンチ入り。今春は背番号20で、今夏から背番号1。1メートル77、79キロ。右投げ右打ち。

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