広島・床田8回3失点 我慢の投球報われず6敗…今季8度目零敗で2位浮上&5割復帰ならず

[ 2022年7月20日 04:45 ]

セ・リーグ   広島0-3阪神 ( 2022年7月19日    マツダ )

<広・神>8回3失点の床田(撮影・平嶋 理子)
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 広島・床田は、我慢の投球も報われずに6敗目を喫した。「思い切り投げても140キロぐらいしか出なかった」と球威が乏しく、本調子ではなかった。

 2回2死無走者から北條に与えたストレートの四球は梅野の先制打に直結。3回は内野ゴロの間に追加点を与え、6回2死二塁では北條の三塁線の打球に坂倉があと一歩届かずに適時二塁打を許した。この不調の中で8回7安打3失点は及第点だが「状態がいいときだけではない。悪いときにいかに粘れるか」と勝ち頭として敗戦の責任を背負った。

 プロ野球初の4試合連続満塁弾も夢に終わり、打線は今季8度目の零敗を喫した。ウィルカーソンに対しては直球とスライダーに狙いを絞り、6イニングで3者凡退は1度と安打を放ちながらも攻略に失敗。床田のバント失敗など2度の併殺を数えて二塁を1度しか踏めず、佐々岡監督は「つないで、つないで…という攻撃ができなかった」と悔やんだ。連勝は3でストップ。2位浮上と5割復帰を逃した。(河合 洋介)

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2022年7月20日のニュース