侍ジャパン・栗山監督　大谷のWBCメンバー招集は「皆さんが思っている通りで」　

侍ジャパンの栗山英樹監督
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　侍ジャパンの栗山英樹監督（61）が20日、NHKが中継したメジャーリーグ・オールスター戦のゲスト解説を務め、かつての教え子でもある大谷翔平投手（28）のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）のメンバー招集について言及した。

　大谷は日本ハム時代の17年、右足首痛の影響で直前で出場を断念。日本ハムの監督だった当時を「何とか17年のWBCに出られるようにという。ちょっと故障があったので。本当いろいろ試行錯誤して、ずっと話をしていたんですが、なかなかうまくいかなかったというのがあったので、あの時は」と振り返った。

　大谷はWBCについて「出たい気持ちはもちろんある」と出場への意欲を示し、栗山監督については「自分を理解してくれる方。選んでもらえるのならば光栄。一緒に頑張りたい」と話している。改めて大谷について問われた監督は「はい。皆さんが思っている通りでお願いします」と慎重な発言に終始した。

　WBCは第1回、2回大会と連覇を果たしたが、13、17年はともに4強で終えている侍ジャパン。栗山監督は大会に向け「皆さんが喜んで、勝てるチームになるように全力を尽くしていきます」と意気込みを語った。