日本ハム・松本剛 負傷退場 新庄監督らコロナ不在に続き災難3連敗

[ 2022年7月20日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム1―7オリックス ( 2022年7月19日    京セラD )

<オ・日>4回 途中交代する松本剛(右は山田監督代行)(撮影・成瀬 徹)
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 日本ハムは前日に新庄監督ら11人の陽性者を出したコロナショックを振り払うことができず、7連勝後に3連敗を喫した。監督代行を務めた山田バッテリーコーチは「悔しいに決まっている」と振り返った上で「最後まで諦めずに声や元気を出してプレーしている選手の姿を見たら、“大丈夫だな、明日につながるんじゃないかな”というのは感じた」と懸命に前を向いた。

 18日の西武戦後に首脳陣、選手らの大量感染が判明。16日のエース左腕・加藤の陽性判定から3日間で計15人まで膨れ上がった。この日は6選手の出場選手登録が抹消され、2軍から中島ら4選手、飯山、上田、矢野3コーチを緊急招集。山田監督代行は、試合前に新庄監督から「好きなようにやってください」と伝えられたと明かし「ボスの意向に沿いながら必死にやりたい」と臨んだが、投打がかみ合わず完敗した。

 コロナ禍のチームに追い打ちをかけるように、打率両リーグトップの松本剛が3回に左膝に自打球を当てて途中交代。試合中に大阪府内の病院に直行した。3回にこの試合唯一の得点となる右前適時打を放った近藤は「今いるメンバーで、明日(20日)も全力で試合に臨みたい」とコメント。全員が束になって、負の流れを断ち切るしかない。

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2022年7月20日のニュース