古豪復活へ思いはひとつ 63年夏全国制覇の明星が5回コールドで初戦突破

[ 2022年7月20日 16:45 ]

第104回全国高校野球選手権 大阪大会2回戦   明星11―0大正白稜 ( 2022年7月20日    南港中央 )

<白陵・明星>明星の先発・奥田(撮影・岸 良祐)
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 63年夏に全国制覇を果たすなど、春夏合わせて12回の甲子園出場の伝統を誇る古豪・明星が5回コールドで初戦を突破した。

 昨年夏の2回戦で四球を連発して、1死も取れずにKOされた奥田将太(3年)が「悔しさを忘れずに練習に取り組んだ成果が出せた」と5回2安打無失点と好投。吉村卓也監督も「昨年に比べて、スピードも上がったし、スタミナもついた。泣きながらも、よく頑張ってきたと思う」と成長を認めた。

 最後に甲子園に出場した72年からは、すでに50年が経過。それでも石川潤平主将(3年)は「OBの支えがあって、この明星のユニホームを着ることが出来ている。そこは大事にしています」と胸を張った。

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2022年7月20日のニュース