エンゼルス・大谷 WBC出場“表明”チームも前向き「プラスの意見もらっている」

[ 2022年7月20日 02:30 ]

会見場に向かうトラウトと大谷(左)(撮影・篠原岳夫)
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 大谷が来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場意欲を示した。「出たい気持ちはもちろんある」と語った。日本ハム時代の17年は右足首痛の影響で直前で出場を断念していた。

 エンゼルスとは既に代表に選出された場合に備え「雑談程度に」話し合っているという。「プラスの意見はもらっている。そう(選出に)なったら快く引き受けてくれるんじゃないか」。侍ジャパンの栗山監督は日本ハム時代の恩師で「自分を理解してくれる方。選んでもらえるのならば光栄。一緒に頑張りたい」と決意を表した。

 同僚でMVP3度の主砲トラウトが、WBCで連覇を狙う米国代表の主将を務めることも発表された。左胸郭の炎症で球宴出場を辞退し、18日に負傷者リストに入ったが、球場に姿を見せ大谷と談笑する姿もあった。世界の頂上決戦で、最高のチームメートと激突する可能性も出てきた。

 23年オフのFAを前に今季途中や今オフに移籍した場合は、新たな環境に慣れるために3月のWBC参加は断念するケースが多いだけに、今後の大谷の動向が注目される。

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2022年7月20日のニュース