ヤクルト・高橋 6回途中で緊急降板 足に違和感訴え 5回の攻撃で激走も 

[ 2022年7月20日 19:53 ]

セ・リーグ   ヤクルトー巨人 ( 2022年7月20日    神宮 )

<ヤ・巨>6回、ウォーカーへ初球を投じたあと、異変を訴えた先発の高橋(撮影・河野 光希)
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 ヤクルト・高橋奎二投手(25)が20日の巨人戦(神宮)に先発。6回に足に違和感を訴え、6回途中6安打7K2失点でマウンドを降りた。

 初回から飛ばした。高橋は先頭の吉川尚に左前打を許したものの、最速154キロの直球を軸に3三振を奪うと、その後も150キロ超を連発。2回、3回を3者凡退に仕留め4奪三振。3回までに7奪三振と最高の立ち上がりを見せた。しかし4回、2四球から2死二、三塁のピンチを招くと、重信にチェンジアップを左前に運ばれて2点を先制される。

 その後2-2の同点に追いつき迎えた6回、高橋は先頭のウォーカーに初球を投じた直後、足に違和感を訴えてベンチに下がり治療を受けたが、結局そのまま6回途中6安打7K2失点で緊急降板となった。高橋は5回の攻撃で内野安打で出塁すると、山崎の右前打の間に三塁へ進む激走を見せていた。

 高橋の前回登板は13日の中日戦(バンテリンD)。6回4安打1失点の好投で7勝目の権利を手にして降板したが、救援陣が逆転を許し、勝ち負けはつかなかった。また、高橋は巨人戦は今季4試合で3勝1敗、防御率3.08。前回の巨人戦登板は5日(東京D)で、中10日で先発。6回途中8安打4失点で2敗目を喫していた。

 チームはこの日から高津監督が復帰。高津監督は9日に新型コロナウイルス陽性が発表され、山田ら主力も大量感染。その後チームは苦しい戦いを強いられていたが、前日19日の巨人戦に勝利し連敗を6で止めていた。

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