大谷翔平 ルース以来104年ぶり2桁勝利&本塁打へ、球宴初安打で弾み「頑張りたいなという気持ちに」

[ 2022年7月20日 13:04 ]

オールスター・ゲーム   ア・リーグ3―2ナ・リーグ ( 2022年7月19日    ロサンゼルス )

球宴での出番を終えて囲み取材に応じる大谷(撮影・柳原直之)
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 MLB(大リーグ機構)のオールスター・ゲームが19日(日本時間20日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われ、2年連続2回目の出場のエンゼルス・大谷翔平投手(28)はア・リーグの「1番・DH」で先発出場。第1打席で、ナ・リーグ先発の左腕カーショー(ドジャース)の初球をメジャー・オールスター初安打となる中前打するなど1打数1安打1四球で、途中交代した。試合はア・リーグが3―2で勝利し、9連勝した。

 大谷は、球宴初安打について「より頑張りたいなという気持ちに、後半戦も思わせてくれるかなと思います」と話した。後は、ベーブ・ルース以来104年ぶりの2桁勝利、2桁本塁打が懸かるが、前日の本塁打競争は初戦2試合の後にベンチ裏に下がって調整しており、「球場に出る以外の稼働ももちろんいっぱいあるので、なるべく時間を見つけていろいろな練習をやろうと思っていました」と明かしていた。

 米オールスターで初球を安打したのは1986年のカービー・パケット、2013年のマイク・トラウト以来3人目。日本選手のオールスターでの安打は、松井秀喜(ヤンキース)イチロー(マリナーズ)以来3人目で13年ぶりとなった。出塁した大谷は、二盗が期待されたが、けん制死した。3回2死の第2打席は右腕マスグローブ(パドレス)と対戦し四球で、この打席で交代した。

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