大谷翔平 バクストンの“悪球打ち”にビックリ!手を上げて大根斬りの仕草

[ 2022年7月20日 11:24 ]

オールスター・ゲーム   ア・リーグ―ナ・リーグ ( 2022年7月19日    ロサンゼルス )

<MLBオールスター>ミゲル・カブレラ(左)と笑顔で話す大谷(撮影・篠原岳夫)
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 MLB(大リーグ機構)のオールスター・ゲームが19日(日本時間20日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われ、2年連続2回目の出場のエンゼルス・大谷翔平投手(28)はア・リーグの「1番・DH」で先発出場。バクストン(ツインズ)の“悪球打ち”に驚きの表情を見せた。

 ア・リーグがスタントン(ヤンキース)の左中間への2ランで同点に追いついた直後の4回1死、バクストンが見逃せばボールという高めの直球を叩いて左越えに勝ち越しソロ。ベンチで見ていた大谷は、頭の高さに来たボール球だったというように手を掲げ、大根斬りするような仕草(しぐさ)で、驚きの表情を見せた。

 大谷自身は初回無死の第1打席で、ナ・リーグ先発の左腕カーショー(ドジャース)と対戦。初球の外角直球を中前に運び、メジャー・オールスター初安打した。米オールスターで初球を安打したのは1986年のカービー・パケット、2013年のマイク・トラウト以来3人目となった。サイ・ヤング賞3度を誇るカーショーには、15日のドジャース戦で3打数無安打に抑え込まれるなど通算対戦成績は8打数無安打だったが、大谷らしく大舞台で結果を出した。日本人のオールスターでの安打は、松井秀喜(ヤンキース)イチロー(マリナーズ)以来3人目で13年ぶり。出塁した大谷は、二盗が期待されたが、けん制死した。試合前には「ファーストピッチ、フルスイング、ザッツイット(初球を打つ。それだけだ)と話しており、宣言通りの中前打だった。

 3回2死の第2打席は右腕マスグローブ(パドレス)と対戦し四球で、この打席で交代した。

 初出場だった昨年は「1番・DH」で先発出場し、先発投手も務めて史上初の投打二刀流出場が実現。初回1イニングを投げ3者凡退に抑え、勝利投手となり、打ってはニゴロ、一ゴロで2打数無安打で5回に交代していた。

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