衝撃19K 盛岡中央・斎藤響介のスカウト評価急上昇 阪神「球の強さ素晴らしい」中日「高橋宏斗のよう」

[ 2022年7月20日 16:40 ]

第104回全国高校野球選手権岩手大会3回戦   盛岡中央6―1盛岡市立 ( 2022年7月20日    花巻 )

150キロを連発した盛岡中央・斎藤(撮影・柳内 遼平)
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 今秋のドラフト候補に挙がる盛岡中央の最速152キロ右腕・斎藤響介(3年)は「8番・投手」で先発し、1安打1失点で完投勝利を挙げた。

 150キロを7度も計測した直球に鋭いカットボール、スライダーなど多彩な変化球を織り交ぜて19三振を奪った。プロ入りを狙う男が、視察した4球団9人のスカウトに猛アピールした。

 ▼中日・米村明チーフスカウト 初めてみました。小さいテークバックのフォームはウチの高橋宏斗みたいですね。参考にしているんじゃないでしょうか。フォームがそっくりです。力強い真っすぐだけではなくて、カットボールなど変化球で空振りを奪うテクニックもある。良い投手ですね。

 ▼阪神・畑山俊二アマ統括スカウト 春先に見た時は直球が142キロくらいだった。この短期間でこんなに力強くなった。腕の振りも鋭く球の強さがすばらしい。春と体つきは変わっていないが、暖かくなって体が生きてきたと思う。変化球も思った以上に投げることができた。まだまだ体が出来上がっていないので、伸びしろがある。これから楽しみです。

◆斎藤 響介(さいとう・きょうすけ)2004年(平16)11月18日生まれ、岩手県滝沢市出身の17歳。小3から竹の子スポーツ少年団で野球を始め、滝沢中では軟式野球部に所属。盛岡中央では1年夏からベンチ入りし、2年夏から背番号1。憧れの選手はオリックス・山本。50メートル走6秒5。遠投105メートル。1メートル77、72キロ。右投げ右打ち。

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2022年7月20日のニュース