落合博満氏 ユニホームもオレ流「一番先にやったのはオレなんじゃないか」

[ 2022年7月20日 17:20 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が20日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。ユニホームについてのこだわりを明かした。

 落合氏のユニホームは年を追うごとに変化していった。ズボンは当初、ストッキングを見せる通常のスタイルだったが、徐々に裾は長くなり、最終的にはくるぶしが隠れるように。“ロングスタイル”を「一番、先にやったのはオレなんじゃないかな」と振り返った。今や主流ともなっているスタイルだが、ファッションで始めたわけではない。「ふくらはぎを肉離れしてから、長いユニホームにしたけどね」。故障防止の意味合いで、当時は先鋭的だったスタイルを取り入れた。

 中日在籍時の91年にふくらはぎの肉離れを発症し、戦線を離脱。それまでのスタイルをやめたのは負傷個所を悪化させないためだった。「ふくらはぎにソックス止めとかなんかを巻いちゃうんだ。そうすると、血行が悪くなるからということで、じゃあ血行を良くするためには、それをなくさなきゃいけないなってんで、長いユニホーム」と狙いを口にする。「そうしたら、それがみっともないとか言われたけど」。周囲からの声を気にすることなく、己を貫き通した。

 1993年オフにFA宣言し、中日から巨人に移籍した落合氏。3球団目となるユニホームとなったが「どこのユニホーム着ても、似合うんだよ。ユニホームの着方ってあるから」と自画自賛。違和感はなかった。「昔からユニホームの着方がうまいヤツは、野球うまいって言われたんだよ」と着こなしには自信があった。胸を張る落合氏。だが夫人から「ユニホーム以外は、やっぱり逆にね。なんかちょっとサマにならないということはあるけど。ユニホームは、ね」と意外?な言葉を投げかけられると、苦笑いは止まらなかった。

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