日本ハム木田監督代行「対応するのが簡単ではなかった」椋木の快投に脱帽 打順はコーチと話し合いで決定

[ 2022年7月20日 21:15 ]

パ・リーグ   日本ハム0ー2オリックス ( 2022年7月20日    京セラD )

6回、選手交代を告げる木田監督代行は打つ手無くうつむいたまま(撮影・井垣忠夫)
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 日本ハムはオリックスの投手陣にわずか1安打に終わり、0─2と零封負けを喫して4連敗となった。

 打線が9回2死までオリックス先発の椋木に無安打に抑えられる苦しい展開。6月7日のDeNA戦で今永に無安打無失点に封じられたのに続き、2カ月連続ノーヒットノーランの屈辱が迫る中、9回2死で代打に立った佐藤が中前打。しかし最後はオリックス2番手・平野に3番・近藤が左飛に抑えられた。

 チームは18日の西武戦後に新庄監督ら首脳陣、選手らの新型コロナウイルス感染が判明。この日は山田監督代行、池田、上川畑、アルカンタラ、スタッフ1人の計5人が陽性と判定され、この試合は木田優夫2軍監督が1軍の監督代行を務めた。

 木田監督代行は「選手自身もみんな初対戦で、映像とかデータは見ているけど、きょう正直言って映像見たときよりいいボールをたくさん投げていたと思うので、きょうはそれにやられた部分があるかなと思いました。どの球種も安定して投げてきてしまっていたので、なかなか対応するのが簡単ではなかったんじゃないかなと思います」と完敗を認めた。

 チームの窮地の中、打順はコーチ陣と考えながら決めたといい「今日戦っていく中で勝ちやすい、勝つ可能性ということと、選手個々の能力を考えたときに、その可能性が一番あるんじゃないかなと思って」とし、唯一の安打を放った佐藤については「佐藤はずっと鎌ケ谷で一緒にやっていて、最近バットが振れているのは振れているので、最後、打ってくれるんじゃないかと思いました」と話した。

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