侍ジャパン栗山監督 大谷翔平の今後の活躍も確信「しっかり見えている。大丈夫」第2打席の四球を評価

[ 2022年7月20日 10:46 ]

侍ジャパンの栗山英樹監督
Photo By スポニチ

 侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が20日、NHKが中継したメジャーリーグ・オールスター戦のゲスト解説を務め、かつての教え子でもある大谷翔平投手(28)の打席内容を評価した。

 第1打席でドジャースのカーショーの投じた初球を捉えた中前打に「真っすぐを1、2の3だろうと思っていたんですが、ちょっと先っぽだったですけど、本人としたらヒットで良かったですね」と笑顔。続く場面でのけん制死については「ここのタイミングでけん制が来ると思っていない。これも翔平らしいというか…」と苦笑いしたうえで「変な言い方ですけど、楽しませてくれますね」と声をを弾ませた。

 今季の打撃内容全般について「去年からそうだと思いますが、打球スピードにこだわっていくという打ち方の中で、本当に安定してきたなっていう打ち方」と評価。「それまで軸足の左ひざがあまりうまく使えなかったと思いますが、それが去年あたり手術したあと、しっかり使えるようになってきて、自分のやりたい動きができているのかなという感じがします」と分析した。

 栗山監督が評価したのは安打の第1打席より、むしろ四球を選んだ2打席目だった。「オールスターなので、多少ボールでも“四球よりホームラン”と人間、思いたくなるところなんですが」と前置きしたうえで「自分がホームランできるところと、そうじゃないところはハッキリ分かれているっていうのは、今の打席(2打席目)なんかは分かりやすくありますし、しっかり見えているんだなという感じは受けましたね。ああいうのを見ていると、大丈夫だなという感じがします」と今後の活躍も確信した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月20日のニュース