NPBコロナ感染拡大受け検査態勢強化 球宴出場選手に対し48時間以内にPCR検査実施

[ 2022年7月20日 05:30 ]

NPB・井原敦事務局長
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 プロ野球の臨時12球団代表者会議が19日、オンラインで開かれ、球界での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、検査態勢を強化する方針を確認した。2週間に1度の定期PCR検査に加え、体調不良者が出た場合に抗原検査を実施するようマニュアルを作成する。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「(抗原検査は)簡易キットも出ている。併用していく考えを共有した」と話した。

 また、各球団の球場や寮などの感染対策が十分かを確認してもらうために地域の専門家に調査を依頼する。午前中の新型コロナウイルス対策連絡会議では、専門家チームから口腔(こうくう)内で増殖するウイルス対策としてマウスウオッシュが有効だと提言され、導入を決めた。

 12球団の選手が集まる26、27日の球宴では、出場選手に対して第1戦の48時間以内にPCR検査を実施。福岡移動後に再度検査を行ってから第2戦の愛媛・松山に向かう。

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2022年7月20日のニュース