大谷の米球宴初安打→けん制死も ネット盛り上がり「一人で観客賑わしておる」「ワンマンショーやん」

[ 2022年7月20日 10:03 ]

オールスター・ゲーム   ア・リーグ―ナ・リーグ ( 2022年7月19日    ロサンゼルス )

<MLBオールスター>初回無死、大谷は中前打を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 MLB(大リーグ機構)のオールスター・ゲームが19日(日本時間20日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われ、2年連続2回目の出場のエンゼルス・大谷翔平投手(28)はア・リーグの「1番・DH」で先発出場。第1打席で、メジャー・オールスター初安打となる中前打を放ち、走者としてはけん制死した。

 大谷は初回無死の第1打席で、ナ・リーグ先発の左腕カーショー(ドジャース)と対戦、初球の外角直球を中前に運び、メジャー・オールスター初安打した。サイ・ヤング賞3度を誇るカーショーには、15日のドジャース戦で3打数無安打に抑え込まれるなど通算対戦成績は8打数無安打だったが、大谷らしく大舞台で結果を出した。

 大谷の米球宴初安打、けん制死に「牽制アウトになったけど、盛り上がってるし大谷楽しそう」「初球ヒットに牽制死。愛敬ある大谷のプレーに皆盛り上がってるね」「いきなり初回からヒット打ったりアウトになったり一人で観客賑わしておる」「ワンマンショーやん」などの声が上がった。

 日本人のオールスターでの安打は、松井秀喜(ヤンキース)イチロー(マリナーズ)以来3人目で13年ぶり。試合前には「ファーストピッチ、フルスイング、ザッツイット(初球を打つ。それだけだ)と話しており、宣言通りの中前打だった。出塁した大谷だったが、一塁上ではカーショーの巧みなけん制に刺され、アウトになった。

 初出場だった昨年は「1番・DH」で先発出場し、先発投手も務めて史上初の投打二刀流出場が実現。初回1イニングを投げ3者凡退に抑え、勝利投手となり、打ってはニゴロ、一ゴロで2打数無安打で5回に交代していた。

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