エンゼルス・大谷 宣言通りの初球打ちで米球宴初安打!ア・リーグは球宴9連勝

[ 2022年7月20日 12:31 ]

オールスター・ゲーム   ア・リーグ3―2ナ・リーグ ( 2022年7月19日    ロサンゼルス )

ナ・リーグ先発のカーショー(ドジャース)が初回、大谷(エンゼルス)に中前打されるも1回無失点(AP)
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 MLB(大リーグ機構)のオールスター・ゲームが19日(日本時間20日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われ、2年連続2回目の出場のエンゼルス・大谷翔平投手(28)はア・リーグの「1番・DH」で先発出場。第1打席で、ナ・リーグ先発の左腕カーショー(ドジャース)と対戦し、“宣言通り”に初球を叩き、メジャー・オールスター初安打となる中前打するなど1打数1安打1四球で、途中交代した。試合はア・リーグが3―2で勝利し、9連勝した。米オールスターで初球を安打したのは1986年のカービー・パケット、2013年のマイク・トラウト以来3人目。日本選手のオールスターでの安打は、松井秀喜(ヤンキース)イチロー(マリナーズ)以来3人目で13年ぶりとなった。第1打席で出塁した大谷は、二盗が期待されたが、けん制死した。3回2死の第2打席は右腕マスグローブ(パドレス)と対戦し四球で、この打席で交代した。

 試合後、大谷は「昨年よりはリラックスして試合も臨めたかなと思います。できればいい当たりか空振りかどちらかくらいがいいかなと思ってました。一番中途半端な打球だったのであまりよくはなかった」と球宴初安打を振り返った。けん制死については「機会があれば走りたいなと思っていたんですけど、いいけん制でした」と言い、「よくも悪くも名前が出てくればいいかなと思います」と笑って見せ、「何回来てもやっぱり面白いですし、楽しいですし。いい思い出がたくさんできるので。より頑張りたいなという気持ちに、後半戦も思わせてくれるかなと思います」と話していた。

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