西武3イニング連続失策で12球団ワーストタイ61失策　辻監督「野手が足引っ張った」2度勝ち越すも…

パ・リーグ   西武4―8ロッテ （ 2022年7月20日    ZOZOマリン ）

＜ロ・西＞西武ナインもぼう然…。3回無死一塁、高部の打球をジャンセンが処理、一塁はアウトに、一走・荻野が三塁を狙うと山川があわてて無人の三塁に送球、荻野が同点の生還（撮影・沢田　明徳）
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　初回から3イニング連続で失策が出て、シーソーゲームをものにできずに2連敗を喫した。辻監督は5回1/3で6失点のエンスに「申し訳ないね野手があれだけ足を引っ張って。いきなり（初回の失策が絡む失点）からの」とねぎらった。

　初回に遊撃手・山田の一塁悪送球から失点につながる。2回も三塁手・ジャンセンが失策。3回は一塁手の山川が打者走者をタッチアウト後、誰もカバーのいない三塁に送球して適時失策になった。

　2回に山川が左中間席上段の壁に打球を当てる28号ソロ。同点の5回には新人捕手の古賀が左越えのプロ初本塁打で勝ち越した。2度勝ち越しながらも、試合が落ち着かずに逆転負け。指揮官は「流れに乗れなかった。勝ち越したら追い付かれ、また勝ち越したら逆転され、点取ったら取られるというのが3イニングあった」と振り返った。