元阪神・藤田太陽監督率いるロキテクノ富山 都市対抗初出場初勝利ならず JFE西日本に逆転負け

[ 2022年7月20日 12:34 ]

第93回都市対抗野球1回戦   ロキテクノ富山1―3JFE西日本 ( 2022年7月20日    東京D )

<JFE西日本・ロキテクノ富山>初回、櫻吉の先制適時打で生還した横田を迎える藤田監督(中央)(撮影・会津 智海)
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 1回戦で元阪神の藤田太陽監督(42)が率いるロキテクノ富山がJFE西日本と対戦。1-3で逆転負けを喫し、初出場初勝利はならなかった。

 初回に桜吉の適時打で1点を先制。先発の飯塚も4回まで7奪三振と快投した。しかし、5回に逆転2ランを浴びると、7回にも1点を加えられリードを広げられた。藤田監督は「飯塚に関しては予想していたよりもしっかり投げてくれた」と飯塚を称えた。

 自身はプロ時代に何度も登板した東京ドームで「選手は思ったより元気よくしっかり入っていたので頼もしいなと思っていた」。守備では打球を見失ってピンチを広げる場面があったが「フライを見失ってしまうことはありましたけど、これも野球なので。これを責めるとかではなくて、また次出た時の改善ポイントとしたい。勝って反省したいけど、これは勝負事。責めたりできないので、また練習したいと思います」と前を向いた。

 藤田監督は15年12月に前身のクラブチームに外部コーチ兼選手として入団。ヘッドコーチを経て、企業チームとなった昨春から監督に就任してチームを強化してきた。北信越地区2次予選代表決定戦では千曲川硬式野球クラブに8-0で快勝。企業チーム昇格2年目にして、悲願の都市対抗初出場を果たしていた。

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2022年7月20日のニュース