京都外大西のスラッガー西村 通算53本目となる3ランで8強一番乗り決めた

[ 2022年7月20日 13:23 ]

第104回全国高校野球選手権 京都大会4回戦   京都外大西6―1塔南 ( 2022年7月20日    わかさスタジアム )

<塔南・京都外大西>9回1死一、二塁、中本塁打を放った京都外大西・西村(右下)が二塁をまわってガッツポーズをする(撮影・岸 良祐)
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 昨夏府準優勝の京都外大西が8強一番乗りを決めた。プロ注目のスラッガー・西村瑠伊斗(るいと)外野手(3年)が、ともに背番号1を背負い、打線の中心にもなっている塔南先発の野原元気投手(3年)との「古都の二刀流対決」に決着をつける3ランを9回に放った。

 「2番・右翼」で出場した西村は3―1で迎えた9回1死一、二塁から、高めのスライダーをとらえ、右中間最深部に叩きこむ高校通算53本目となるダメ押し弾。「打った瞬間いったと思った。手応えがあった。仲間がつないでチャンスを回してくれたので、ランナーを還したかった」とガッツポーズも飛びだす確信の一発。京都大会4試合目で早くも3発と乗っている。

 「甲子園に行って、通算を60に伸ばしたい」と気合十分。世界の本塁打王・王貞治(ソフトバンク会長)の動画を見て、タイミングの取り方、自然体の構えに近づこうと取り組んでいる。この日は登板はなかったが、準々決勝からの連投も望むところ。準備は万全だ。

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2022年7月20日のニュース