カーショー「時間稼ぎに投げたら…」大谷けん制死を語る 中前打は「初球から変化球投げられない」

[ 2022年7月20日 11:08 ]

オールスター・ゲーム   ア・リーグ―ナ・リーグ ( 2022年7月19日    ロサンゼルス )

ナ・リーグ先発のカーショー(ドジャース)が初回、大谷(エンゼルス)に中前打されるも1回無失点(AP)
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 MLB(大リーグ機構)のオールスター・ゲームが19日(日本時間20日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われ、ナ・リーグ先発のドジャースのクレイトン・カーショー投手(34)が1回1安打無失点に抑えた。

 大谷翔平(エンゼルス)との対戦では、初球の外角直球を中前に運ばれたが、続くジャッジ(ヤンキース)の打席で大谷を一塁けん制で刺し、ドジャースタジアムの大歓声に笑顔も浮かべたカーショー。ジャッジを空振り三振、ディバース(レッドソックス)には四球を与えたが、ゲレロ(ブルージェイズ)を遊ゴロに抑えた。大谷へのけん制については「けん制は投げる球種が決まらなくて、時間稼ぎに変化球を投げたらああなった」と語り、大谷への初球にあえて直球を投じたことには「初球から振ると分かっていてもオールスターゲームで最初から変化球を投げるわけにはいかないよ」とプライドものぞかせた。

 カーショーは今月15日(日本時間16日)のエンゼルス戦で8回無失点の快投。中3日で42年ぶり2度目となるドジャー・スタジアムでの先発マウンドに立った。「一生懸命投げるだけだ。91マイル(約146キロ)であってもね」と話したマウンドで、宝刀カーブを含め変化球も駆使して1回無失点に抑えた。

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2022年7月20日のニュース