京大 セオリー無視の“奇策”で1点差逃げ切り!9季ぶり勝ち点へ最終戦勝利を

[ 2019年5月19日 15:32 ]

関西学生野球春季リーグ戦 第7節2回戦   京大5―4関学大 ( 2019年5月19日    南港中央 )

勝利を収め、ハイタッチで喜びを分かち合う長谷川(左)と長野のバッテリー
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 京大は奇策が奏功し、今季初戦の第2節・関大戦1回戦以来となる2勝目を挙げた。5―4の9回2死一塁。この日を含め2試合連続本塁打の関学大4番・高尾を打席に迎えると、京大・青木孝守監督は球審に敬遠を申告した。

 「まともに勝負して勝てる相手ではない。ウチはバクチ覚悟でやらないと勝てないですから。敬遠は予定通りです」

 同点の走者を自ら得点圏へと進め、同時に逆転の走者も塁上に送る、まさに“セオリー無視”の作戦。それでも相手主砲との勝負を徹底的に避ける意思を明確にした。2死一、二塁から4番手・長谷川雄大投手(4年=岐阜)が5番・瀧本を空振り三振に仕留めてゲームセット。しびれるような最少得点差の試合を逃げ切った。

 総力で勝ち切った。初回に先制点を失ったが、2回2死二塁、中村海斗外野手(4年=天王寺)が右翼線に同点二塁打。1―2の3回1死一塁では4番・脇悠大内野手(2年=膳所)が右翼線に同点二塁打を放った。同点の4回には相手失策、スクイズ、主将の西拓樹内野手(4年=西京)の左前打で一挙3得点。中盤までに築いたリードを4投手の継投で守り切った。7回から3番手として登板し、3回2安打無失点と好リリーフした投手代表の長谷川は「(エースの)藤原頼みでしたが、やっと他の投手で勝つことができました」と胸を張った。

 すでに37季連続の最下位が確定。だが、着実に力は付けてきている。11試合を戦い、わずか2勝だが、9敗のうち5試合が1点差での敗戦。西主将は「春に勝ち点を取れずに秋を迎えるか、勝ち点1を取って、手応えを得て、秋に向かうかは大違い」と言う。勝ち点を奪えば、14年秋以来、9季ぶり。関学大からとなると00年春以来、38季ぶりとなる。秋の最下位脱出へ、今季最終戦での勝利は必須条件だ。

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