大谷、大歓声に応えた5戦連続H 復帰後初ホーム戦で雄姿

[ 2019年5月19日 05:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―2ロイヤルズ ( 2019年5月17日    アナハイム )

大谷は再会したマルドナドとじゃれ合う
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 地元の大観衆に応えた。エンゼルスの大谷翔平投手(24)が17日(日本時間18日)、復帰後初のホームゲームとなるロイヤルズ戦に出場。5回に中前打を放ち、連続試合安打を5に伸ばした。

 「やっぱり良いものだなと思った。お客さんも入っていたしホームの方が楽しい」。昨年9月30日以来、229日ぶりの出場となったエンゼルスタジアムは今季最多の観衆4万3444人で、母・加代子さんと姉・結香さんも観戦。大谷の名前がアナウンスされるたびに大歓声が起きた。

 5回の安打は真ん中高めの93マイル(約150キロ)を叩いた。3回にほぼ同じコースの93マイルで差し込まれ、鈍い当たりの遊直に倒れたが修正し「(3回より)少し打球が上がってくれた」。5戦連続安打は自身メジャー最長の「8」に次ぐ長さだ。

 試合前にはキャッチボールで最長の120フィート(約36.6メートル)を投げ、投手としてのリハビリも順調。また、昨季途中までバッテリーを組んだロ軍のマルドナドと再会し「髪がなくなっていた(そっていた)ので最初は誰か分からなかった。相変わらずよくしゃべるなと思った」と笑った。

 18、19日(日本時間19、20日)は、この日を上回る動員が見込まれている。「復帰ショー」はここからが本番だ。 (柳原 直之)

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2019年5月19日のニュース