大谷「打った瞬間いくかと」待望の本拠地初アーチに「良いものですね」

[ 2019年5月19日 15:39 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―3ロイヤルズ ( 2019年5月18日    アナハイム )

2号2ランを放った大谷。おじぎで出迎えたカルフーンにおじぎで返す(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が18日(日本時間19日)、本拠地アナハイムでのロイヤルズ戦に「3番・DH」でスタメン出場し、今季第2号2ランを含む4打数1安打2三振。今季本拠地での初アーチに、スタンドのファンからは大歓声が上がった。


 以下、大谷の試合後の主な一問一答。

 ――今季2号、本拠地初本塁打スイングの評価。

 「もちろん100%ではないですけど、それに近づいてきつつあるんじゃないかなと思いますし。最後の打席も久々に97マイル(約156キロ)とか見ましたし、そこにもしっかり対応できるように、それを生かして準備できればと思います」

 ――昨夜は捉えられる打球をファウルにしたと言っていたが。

 「全部が全部良いわけではなかったですけど。徐々に徐々に、昨日は詰まりながらレフトにヒット打ちましたけど、きょうは詰まりながらセンターに、最後に芯でライト方向に引っ張れたので、そうやって徐々に進歩しているんじゃないかなと思います」

 ――初球から狙ったか。

 「カウントに関わらず自分のスイングとタイミングでいければいいなと思っていました」

 ――本拠地で打つことについて。

 「良いものですね。盛り上がりも素晴らしいと思いますし、打つことによって球場全体の雰囲気も良くなると思うので、より勝つ確率が高くなるのかなと思います」

 ――10試合目の2号、6試合連続安打。

 「6試合連続で出ていますけど。良いところ悪いところやっぱりあると思うので。完璧な試合はなかったと思うので。悪いところを良くできるように。良いところをさらに良くできるように。そういう毎日を送っていきたい」

 ――投打の練習の両立について。

 「特に特別なことをしている感覚はないので、いつも通り、それはそれとしてリハビリのメニューをこなしたいなと思っています」

 ――ホームランの感触。

「高く上がったんですけど、打った瞬間いくんじゃないかなと思いました」

 ――2日連続のキャッチボール。復帰に向けて近づいている手応えは。

 「徐々に、徐々にですね。距離もそうですし強さもそうですけど。ピッチングに関しては一歩ずつというより半歩ずつくらいの感じで進んでいるので。つまずくことなくいくのがベストですけど、つまずいた時にまた別の方向でできるようにいろいろと探しながらやりたいなと思います」

 ――ライトへの一発はどう分析するか。

「らしくはないかなと思っているので。悪くもないですし、そういう感覚かなと思います」

 ――意識して練習から引っ張ったか。

 「ないですね。ライト方向は角度さえつけばある程度当てただけでも入るものだと思っているので。そこまで練習するところではないかなと思っています」

 ――当てるだけということについて。

 「結果的には打っているので、ただ体を振らなかったりとか、しっかり自分のタイミングで形で打っていると、打つというよりちゃんとボールに当たってるとうことなので。特に力む必要なくいくのが大事かなと思います」

 ――2打席目、3打席目は同じコース、球速。調節は。

 「タイミングだけのコースなので、詰まってセンターフライだったのをちょっと修正してライト方向に打てたっていうあれなので。特にパワーっていうことはなくて、タイミングと角度っていう感じですね」

 ――本拠地でのホームランが多い。改めてやりやすさについて

 「打撃練習から一番多く打っている場所なので、それはもう打席の景色から、いつも通り普段通り入れるんじゃないかなと思います」

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