慶大 10安打放つも…3安打の明大に敗れ、優勝遠のく連敗

[ 2019年5月19日 14:23 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第6週第2日 2回戦   明大4―2慶大 ( 2019年5月19日    神宮 )

<東京六大学野球 慶大・明大>ガックリの慶大ナイン(撮影・西海健太郎)
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 10安打対3安打。それでも慶大は3安打の明大に敗れ、2季ぶりの優勝は遠のいた。

 2回だった。2死満塁のピンチを迎えたが打席には9番の投手・竹田祐(2年=履正社)。しっかり抑える予定がカウント1―1から左翼席へ予想もしない満弾を浴びた。

 「あれで後手後手となった。投手の切り方を間違えた」(大久保秀昭監督)これまで2回戦の先発を任された木沢尚文(3年=慶応)が前回の登板でもボールが高めに浮いていたと判断、この日は左腕・佐藤宏樹(3年=大館鳳鳴)を先発に立てたが裏目となった。

 明大の安打は2回の3安打のみ。4、6回に1点ずつを返し反撃したが及ばなかった。

 この結果、自力Vはなくなり明大が法大に連敗、慶大が早大に連勝した時のみ明大とプレーオフとなる厳しい条件となった。「これも野球。選手は一生懸命やってくれている。ただ連敗はいただけなかった」と指揮官は無念の表情で話した。

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2019年5月19日のニュース