【新井貴浩 視点】巨人、先制直後の丸の好守大きかった

[ 2019年5月19日 08:45 ]

セ・リーグ   巨人5―1中日 ( 2019年5月18日    ナゴヤD )

3回無死一、二塁、丸は右越え適時二塁打を放つ(撮影・椎名 航)
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 もう少しもつれる可能性はあった。先制直後の失点を防いだ丸の守備が大きい。2回2死一塁からの堂上の二塁打。右中間を抜かれる前に打球を押さえて素早いターンで中継へ返球し、一塁走者・高橋の進塁を三塁でくい止めた。2死だから走者は投球がバットに当たった瞬間に走る。次が8番打者だったことも合わせて考えれば、中日側はできるなら本塁へ突入させたかったはずだ。緩慢な処理なら生還されていたかもしれない。

 打球が来る前からいろいろな想定をして準備ができている。走者の時は隙があれば常に先の塁を狙っている。だから守備の時も逆の立場として少しでも進塁を防ぐ意識が高い。今回も記録には残らない好守だ。打った、打たないに目が行きがちだが、長いシーズンでは小さなことの積み重ねが、いかに大切か。広島で3連覇を経験した丸は分かっている。

 直後の3回の打席では1回に裏をかかれて見逃し三振した内角直球を適時二塁打。直前の低めチェンジアップを、ぎりぎりでバットを止めて見極めた高い技術も見事だった。(本紙評論家)

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