広島 3点差追いつかれるも8回一挙3点、2連勝 タイムリーエラー安部が意地の2ラン

[ 2019年5月3日 21:17 ]

セ・リーグ   広島6―3巨人 ( 2019年5月3日    マツダ )

<広・巨>8回2死三塁、安部は右越えに2点本塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 3点差を追いつかれた広島が巨人に6―3で競り勝ち、2連勝。借金を2に減らし、この日敗れた中日を抜いて4位に浮上した。首位・巨人の連勝は2でストップ。

 広島は3―3で迎えた8回、1死からバティスタが三塁への内野安打で出塁し、すかさず代走に曽根が出ると、続く鈴木の右前打で1死一、三塁のチャンス。ここで西川が浅めの左翼フライを放つと、三走・曽根が快足を飛ばして本塁生還を果たして4―3と勝ち越した。さらに続く安部が右越え2ラン。7回にタイムリーエラーしていた安部の意地の一発が出ると、最後は守護神・中崎が守り切った。

 巨人は0―3で迎えた7回、先頭の山本が内野安打で出塁し、続く代打・小林の二ゴロを菊池涼が田中広がベースカバーに入った二塁へ悪送球して併殺となるはずが無死一、二塁。続く代打・阿部の右前適時打で1点を返すと、坂本勇の三塁へのゴロを安部がトンネルするタイムリーエラーで2点目。さらに丸の左犠飛で同点に追いついたが、8回に登板した4番手・田原、5番手・高木が広島の勢いを止められなかった。

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