富岡西 超攻撃的布陣で初戦突破 公式戦初1番のエース浮橋2安打2打点1盗塁

[ 2019年5月3日 21:58 ]

春季高校野球四国大会 1回戦   富岡西6―4今治西 ( 2019年5月3日    松山坊っちゃんスタジアム )

勝利を収め、ダッシュで客席へとあいさつに向かう富岡西ナイン
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 超攻撃的布陣で初戦を突破した。エースで打線の軸でもある浮橋幸太投手(3年)を公式戦初めて1番に置いたオーダーが的中。2安打2打点1盗塁の活躍に小川浩監督(58)は「練習試合で試したら、盗塁まで決めましたしね。ワクワクしながらやってくれているんじゃないでしょうか」としてやったりの笑顔だった。

 浮橋はまずは「打」でリズムをつくった。1―0の2回2死一塁、今治西(愛媛)の左腕・村上滉典投手(3年)のスライダーを強振。高校通算17本塁打目となる2ランを右翼席へと叩き込んだ。4回に逆転を許したが、5回1死から四球で出塁。二盗を決め、3番・坂本賢哉内野手(3年)の右前打で同点のホームを踏んだ。「投球の後、すぐに(打席の)準備があって、その辺は忙しいので大変かなと思いました。どちらかというと3番の方が…」と苦笑いながらも、勝利のために慣れない打順で奮闘。投げても7安打を浴びながらも4失点でとどめる粘りの投球で9回を投げ切った。

 現在地を把握した春だった。今春の選抜大会に21世紀枠として出場。初戦で敗退したが、1―3と優勝した東邦(愛知)を苦しめた。

 「2回戦で広陵の好投手を打ち崩していたのを見て、改めて強さを感じました。ただ自分たちの野球がしっかりとできれば、結構通用する部分もあるんだなとは思いました」

 聖地から手応えを持ち帰った。だからこそ、あの舞台にもう1度戻りたい。「とは言っても実際、僕たちは勝っていないので。浮かれていては、夏は出られない」と鋭い眼光を前に向けた。
 ノーサイン野球を貫く指揮官は「浮橋を明日も1番にするかは、分かりません」と笑った。あえて形は決めない。夏に甲子園へと帰るため、変幻自在の野球でまずは四国の頂点を取りに行く。

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