阪神 近本 13試合連続安打の球団新記録も「あまり気にしていないです」

[ 2019年5月3日 05:35 ]

セ・リーグ   阪神0―4広島 ( 2019年5月2日    甲子園 )

7回2死一、二塁、左前打を放ち、ベンチに向かってガッツポーズを決める近本(撮影・大森 寛明)
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 開幕から30試合目にして、阪神・近本が早くも球団新記録を達成した。3回1死無走者の第2打席。大瀬良から左翼線二塁打を放ち、4月18日ヤクルト戦からの連続試合安打を「13」に伸ばした。01年に樹立した赤星憲広氏(スポニチ評論家)の12試合を更新。ドラフト制以降での新人単独トップに立った。

 「2ボールだったので、ファーストストライクを狙っていけました」

 カウント2ボールからの3球目だった。真ん中低めの直球を捉えると、白球は左翼線へと弾んだ。この間、積み重ねてきた安打は22本。平成から令和に時代をまたいで好調を維持するが、憧れの赤星氏が持つ記録を塗り替えても冷静だった。

 「僕の中では(記録は)あまり気にしていないです」

 冷静なのは、個人記録よりも、チームの勝利を重んじるからに他ならない。5回2死では初球の外角カットボールを右前打。7回2死一、二塁でも3球ファウルの後の4球目を、左前へはじき返した。外野が前進守備を敷いていたため得点にはならなかったが、広島のエース大瀬良から3安打。3度目の猛打賞は胸を張って良い。
 「1本出た後の打席は気持ち的に楽に入れた」

 ファーストストライクから積極的にスイングすることで、結果につなげている。0ストライク時はこの日の2安打を含めると、24打数12安打の打率・500。シーズン通算も・340まで上昇し、巨人・坂本勇の・345に次ぐリーグ2位へと躍り出た。

 「こういうのを毎日続けられるようにしたいです」

 悔しい零敗にも、自らの役割はしっかりと果たした。甲子園で出場した11試合は全て安打をマークする新人リードオフマン。その奮闘ぶりが、虎党のハートをわしづかみにして離さない。
(長谷川 凡記)

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