市和歌山 54年ぶり4強ならず…敗戦もサイン盗み騒動の影響は「ない」

[ 2019年3月31日 12:38 ]

第91回選抜高校野球大会 準々決勝   市和歌山3-4習志野 ( 2019年3月31日    甲子園 )

<市和歌山・習志野>3-4で敗れアルプスに挨拶に向かう市和歌山ナイン(撮影・亀井 直樹)
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 市和歌山は接戦に競り負け、準優勝した1965年以来の4強進出を逃した。

 先発の柏山は3回1失点。3―1の4回から救援した2年生エース左腕・岩本は6回に同点とされ、7回1死一、三塁から遊ゴロが併殺崩れとなる間に決勝点を奪われた。

 打線は1点を追う1回裏1死一、二塁から柏山の二塁打、米田の勝ち越し2点打で一時は逆転に成功。しかし、2回から救援した習志野のエース右腕・飯塚の前に無得点に抑えられた。

 対戦相手の習志野は、28日の2回戦後に星稜の林和成監督(43)から試合中の「サイン盗み」を疑われ、直接抗議を受ける騒動が起きていた。半田真一監督(38)は、騒動の影響について「ない。選手は気にせずにやってくれた。普段通り正々堂々やろうと伝えていた」と話し、捕手の米田主将も「甲子園の前に複雑なサインにしました。そういったこと(サイン盗み)はないと思いますが、全国クラスだといろいろなことがある」と、騒動が起こる前から対策していたことを明かし、この日のプレーに影響はなかったと振り返った。

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2019年3月31日のニュース