明石商2年・来田が大暴れ!初回先頭弾&9回サヨナラ弾「狙っていました」

[ 2019年3月31日 19:42 ]

第91回選抜高校野球大会第9日第4試合 準々決勝   明石商4―3智弁和歌山 ( 2019年3月31日    甲子園 )

<明石商・智弁和歌山>9回無死、右越えにサヨナラ本塁打を放った明石商・来田はガッツポーズ(撮影・後藤 大輝)
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 第91回選抜高校野球大会第9日は31日、甲子園で準々決勝4試合が行われた。第4試合は明石商(兵庫)が前回大会準優勝の智弁和歌山(和歌山)に4―3でサヨナラ勝ち。春夏通じて初の準決勝進出を決めた。準決勝は休養日を挟んで4月2日に第1試合(11時)で習志野(千葉)と明豊(大分)、第2試合(13時30分)で東邦(愛知)と明石商が対戦する。

 1番打者の2年・来田が爆発した。初回表に1点先制されたが、直後の攻撃で先頭打者の来田が右中間へ運ぶ同点ソロ。3―3と膠着(こうちゃく)状態が続いた試合で9回、先頭で打席に入った来田は小林の直球を強振。右翼席へサヨナラ弾を叩き込んだ。

 試合後、「(打順で)うしろには頼れる先輩がいたんで、自分がアウトになってもつないでくれると思ったので、思いっきり振り抜きました。(本塁打は)狙っていました」と力強くコメントした。

 本塁打は2本とも2ストライクと追い込まれてから。「追い込まれたらノーステップで、できるだけボールを引きつけて打とうと思っています」と冷静に振り返った。

 同級生の中森が、名門校相手に9回3失点と力投。「ずっと粘り強く投げていたので、しっかり援護できてよかった」と喜んだ。

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